私の趣味の一つ、鉄道沿線歩き旅の第1弾”山手線外回り1周編”お届けしたいと思います。(キーワードリンクの無効化など微修正をしました(初版2019/12/07投稿)。)
目次
【概要】
路線:山手線(JR東日本)
実施日:2019年10月27日
歩行経路:
歩行距離・時間、消費カロリー:
JR東日本が誇るドル箱。都内にある会社や大学に通う多くの人の足になって利益を稼いでいるスーパースター路線です。路線距離は34.5km。開業は古く1885年。当初は東海道本線と東北本線を結ぶための路線で環状ではなかったとのこと。環状運転が始まったのは1925年とのことです。また、山手線で最近の大きなニュースは高輪ゲートウェイ駅ですね。駅名のことでいろいろ話題になっていますが、着々と工事は進み、今年の11月16日には線路の切り替えをやっています。来年には暫定?開業するみたいで楽しみです。
【レビュー】
距離 :☆☆☆☆☆☆
起伏 :☆☆☆☆☆
快適性:☆☆☆☆☆☆
利便性:☆☆☆☆☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆☆
10段階評価です。
*あくまで個人の意見です。
レビューの評価基準
距離:歩行距離は50kmを超えてて意外に長いと思ったので、☆を多く付けたかったのですが、今後歩くことになる他の長距離路線のことも考え☆6に。
起伏:池袋駅〜上野駅間でアップダウンが多かったように思います。ただし、息が切れるような急勾配は無かったので☆5に。
快適性:路面は基本的に舗装され、歩道のある道も多くて良し。ただ渋谷や原宿、新宿辺りでは人が多すぎて大変歩き辛い。そこが減点で☆6に。
利便性:都会の路線なので、腹が減っても、喉が渇いても、トイレに行きたくなっても、近くの建物に入ればすぐ解決、便利なので☆9に。
充実度:山手線はビジネス街、繁華街、閑静な住宅街など色々な側面をもっていて歩いていて飽きがなく楽しい。よって☆9に。
難易度:距離も意外とあり、起伏もあるので楽ではないが、1日で歩ききることが出来るので☆6に。
【詳細】
鉄道沿線歩き旅の記録をしようと思い立った時にまず最初は山手線は外せないだろうと思いました。JR東日本のスーパースター路線に敬意を払い今回挑戦させてもらいました。
スタートは東京駅から外回りとしました。
※東京駅〜品川駅区間
東京駅
丸の内北口
丸ビル、新丸ビル
丸の内中央口
関東圏だけでなく地方とも繋がる一大ターミナル東京駅には朝にも多くの観光客がいました。丸の内側はビジネス街でエリートサラリーマンが働くイメージが強く、私の憧れの街でもあります。
東京駅から有楽町駅の方に向かうと出発を待ち、多くの人が並ぶはとバスの停留所があります。さらにそこを抜けると、東京国際フォーラムが見えてきます。
東京国際フォーラム
大学の入学式や企業の入社式でも使われるみたいですね。そして国際フォーラムを抜けると有楽町駅に到着。
有楽町駅
有楽町駅
有楽町駅近辺
有楽町駅は何度か降りたことがあります。東京交通会館の北海道アンテナショップによく立ち寄って試食とかしてました笑
銀座も近くにありますがまだ自分には早いかなと思い、そちらにはあまり足を伸ばしたことはないです。
新橋駅の方に向かうと一大ナンパスポット”コリドー街”が見えてきます。
コリドー街
朝なので人は少ないですが、夜になると多くの人が集います。後輩と行ったことがありますが、アグレッシブな方々に圧倒されてしまい苦手な印象を持っています。また、コリドー街には美登利寿司がありますが、朝でも唯一そこで開店待ちの行列ができてました。中でも海外の人が多かったです。
コリドー街を抜けると新橋駅に着きます。
新橋駅
新橋駅
新橋駅から汐留方面を望む
ビジネス街が広がっています。駅を挟んで反対側にはSL広場があります(今回は行ってません)。 あまり来たことないので浅いことしか書けないです。新橋駅にはゆりかもめが走っているので、いつか沿線歩きでお邪魔することになりそうです。
浜松町駅方面に向かいます。
第一京浜沿いの街並み
こんな景色が続きます。
浜松町駅近辺の変なホテル
調べてみたら変なホテルって全国にあるんですね。知らなかったので物珍しいホテルだと思い、写真を撮りましたが、世間知らずなだけでした。なんでもロボットが働くホテルとのこと。VR付き宿泊パックもあり先進性を売りにしているみたいです。
そのうち浜松町駅に着きます。
浜松町駅
浜松町駅
浜松町駅から東京タワーを望む
浜松町駅は増上寺とか少し足を伸ばして東京タワーに行く時に使っていました。駅の目の前にある世界貿易センタービルの展望台は眺めがよく、デートで行くのがおすすめだとテレビでやってました。来年には建て替えで展望台に行けなくなると聞いたので興味のある人はぜひ。
田町駅方面に歩きます。
第一京浜沿いの田町駅までの街並み
相変わらずビルが多いです。やはり都内の大きな道路は車線数が多いです。
田町駅
田町駅
田町駅周辺は有名企業のビルや大学などの教育機関、大使館などが点在しています。
NEC本社(奥)
立派なビルです。企業のビルとか見るのも楽しいですよね。
慶應義塾大学と奥のNEC本社ビル
名門の慶應義塾大学です。外観が綺麗な校舎ですね。都心の一等地にあって洗練された人が通っているイメージがあります。大学って面白い建物が多いのでキャンパス巡りを趣味にしていけたらなと思うことがあります。
二郎 三田本店
慶應の近くには熱狂的なファンをもつ二郎の総本山三田本店がありました。日曜日だったので定休日でしたが…
三田の街並み
慶應を見たくて寄り道してしまい三田方面へ。オシャレな街並みでした。三田から山手線沿線品川方面にに戻る際、多少のアップダウンがあり、体力を削られました。
高輪ゲートウェイ駅(工事中)
高輪あたりを歩いているとビルの隙間から高輪ゲートウェイ駅が覗けました。隈研吾氏のデザインということでどんな外観になるんでしょうか。楽しみです。ただ、駅名はもう一度考え直しませんか?って言いたいです。
※高輪ゲートウェイ駅開業しました。↓記事がぶらり散歩した記録になります。
品川駅近辺
品川駅に近づくにつれ、高層ビルが増えます。そして…
品川駅
品川駅
品川駅に辿り着きます。大企業のビルが駅前に何棟も立ち、巨大なビジネス街を形成しています。ちょうどラクビーワールドカップの時期だったので、海外の観光客が街の至るところにいました。
東京駅〜品川駅の歩行経路(緑丸〜12まで)
だいたい東京駅から品川駅で山手線の1/4です。このエリアは都内を代表するビジネス街で、多くのサラリーマンが汗水垂らして働いている一方で、コリドー街のような出会いを求める街であったり、東京タワー、増上寺、浜離宮など歴史的、文化的価値のあるものも多く、多様性を感じられる楽しいエリアでした。
※品川駅〜渋谷駅区間
品川駅近辺で少し休憩し、出発しました。高輪あたりのアップダウンで少し体力を消費してましたが、まだまだ元気があったころです。
次の大崎駅方面に向かう途中、三菱財閥創業家の岩崎家の別邸だった開東閣を横目に通り過ぎました。今は三菱グループの迎賓館となっており、一般人は見学できないとのこと。立派な洋館のようでぜひとも拝観してみたいものです。正門も警備の人がいたので写真は撮れませんでした。そのすぐ近くにはカッコいい建物が…
ガーデンシティ品川御殿山
まず、オシャレです!ビジネス向けの建物で貸しオフィスとかあるみたい。こんなカッコいい建物にオフィスがあれば自慢できますね。
ガーデンシティ品川御殿山の近辺
近くの建物も似た感じで洗練されてます。駅から少し離れたオシャレな街並みを知れるのが街歩きの醍醐味です。ここから大崎駅に向かう途中でも綺麗なマンションがあり、住んでみたい欲が高まりました。
大崎駅
大崎駅
大崎駅のデッキからの眺め
社会人になるまで無縁の駅でしたが、私でも知ってる有名な企業のオフィスが複数あるし、乗降客も多く、駅も立派で有力なビジネス街であるということに気がつきました。ただ東京駅や品川駅と比較してビジネス街のすぐ横に居住地も多いと感じました。
大崎駅近くの居住地区
五反田近くの目黒川流域
大崎駅から五反田駅に向かうと目黒川が見えてきます。高架には東急池上線が走ってます。
五反田駅
五反田駅
五反田駅近辺
五反田駅では駅ビルの工事を行っていました。来年の春完成を狙っているみたいです。また、五反田は繁華街として知られておりますが、近くには高級な住宅街もあるみたいです。今回は急いでいたので見ずに先に進みました。ちなみに東急池上線沿線歩きの際にこの駅を訪れています(↓記事も参照ください)。
線路沿いの光景
東京駅〜品川駅エリアと比べるアップダウンが多い気がします。線路沿いを歩き、目黒駅に向かいます。
目黒駅
目黒駅
目黒には就活で来たぐらいであまり訪れたことはなく、なかなか紹介できることが少ないです。唯一私が経験したことあるのは雅叙園のトイレです。内装がすごいことになってますよね。気になったら画像検索してみてください。他には東急目黒線を沿線を歩いた際に一度訪れたことがあります(↓記事参照)。
目黒駅付近の街並み
第一京浜沿いの街並みからはだいぶ雰囲気変わって住宅が多いです。恵比寿へ。
恵比寿駅
恵比寿駅
オシャレスポットの恵比寿駅です。ここら辺はUber Eatsの配達人が大量にいました。都会は進んでいますね。自分の家の周りでは見たことないです。この辺りでだいぶ足と腰に疲労が来ていました。渋谷方面に向かいます。
恵比寿から渋谷へ その1
恵比寿から渋谷へ その2
この日はハロウィン直前の日曜日だったので、仮装集団が集結しているのではないかとビクビクしながら渋谷に近づいてました。
渋谷駅
渋谷駅
話題のスクランブルスクエア
渋谷駅に着きました。渋谷はいつもの様に人が多かったです。この日は新しくできたスクランブルスクエアの関係者向け開業日だったみたいで、スクランブルスクエアの中には人がいましたが、出入り口は塞がれていて、外の人が羨ましそうに中の様子を覗いていました。ちなみにハロウィン仮装軍団は時間が早かったためいませんでした、少し残念。
品川駅〜渋谷駅の歩行経路(12から22まで)
品川駅〜渋谷駅のエリアはそれぞれの駅にカラーがあって一括りにするのは難しいですね。東京駅〜品川駅のエリアと比べるとやはり若い人が多い印象でした(特に恵比寿、渋谷)。あえて一括りにするなら若いビジネス街ですかね…渋谷駅は大開発工事中ですし、大崎駅も10数年前から比べると大きな変貌を遂げたみたいです。五反田も駅ビル工事しているし、このエリアはまだまだ発展していくだろう活気ある街という印象です。
ハロウィン軍団が居なくて大したことないなと一安心していましたが、すぐに考えを改めることになります。
※渋谷駅〜新宿駅区間
渋谷に着いたのは14時近くで、予定より2時間ぐらい遅れていました。1日で山手線制覇出来ないのではと不安になりながら原宿へ向かいました。
明治通り
wework アイスバーグ
明治通りを進むと歩道に人が増えて来ました。若者だけでなく外国人も非常に多い。避けながら歩くのに苦労します。アイスバーグはシェアオフィスみたいです。かなり先進的な建物ですね。スケスケなので落ち着いて仕事できるんでしょうか…
表参道に着くと人、人、人!全く前に進めません。渋谷で見なかったハロウィン軍団も表参道では見かけました。今年のハロウィンは期待外れだなと油断したのを後悔しました。人混みをかき分けて進みます。
原宿駅
原宿駅
相変わらず人の多い原宿駅。歴史ある駅舎が改装工事に入ってしまうみたいですね。
タピオカランドがあった建物
jingっていう建物名です。イベント会場用の建物だそうです。タピオカランド自体はもうやってなくて新大久保に後継店が出来たみたいです。
明治神宮
明治神宮を抜けて代々木に向かいます。表参道にいた人達とはまた違う層の人達で混雑してました。特に外国の方が多かった。振り返るとここら辺がこの旅で一番心理的に辛かったエリアです。ゴールが果てしなく遠かったので。足もかなり痛くなってきてましたね。砂利道なのも辛かった。
代々木駅
代々木駅
明治神宮を抜け、少し歩くと代々木駅に着きます。周辺を見ると…
代々木会館跡地
映画「天気の子」でヒロインの陽菜が特殊能力を授かった鳥居のあるビルのモデルとなった場所がありました。老朽化につき建て壊されてしまいます。残念です。また、代々木駅周辺は先ほどまでとは異なり人混みが緩和され非常に快適に歩けました。線路沿いを進みます。
新宿駅
JR東日本本社ビル
新宿駅サザンテラス口 遠景
新宿駅を背に代々木方面を望む
新宿駅
線路沿いを進むと世界の乗降者数ランキング1位の新宿駅に辿り着きます。新宿駅には改札口がたくさんありますが、私はサザンテラス口が一番好きです。人も少なめで景色も良いので。鉄オタではないですが、サザンテラス口でぼーっと電車の往来を眺めるのが好きですね。この時はお腹が減っていたので繁華街の方に向かいました。休日の新宿駅の東口はとんでもない混み具合なので、西口方面から歌舞伎町の方へ向かいます。
コクーンタワー
西武新宿駅
道中には有名なコクーンタワーがありました。一度中に入ってみたいですが、可能なんですかね。さらに歩き西武新宿駅方面に。少し遅いお昼は周辺にある「たかはし 新宿本店」の焼きあご塩らー麺をいただきました。ここで少し休憩しました。
渋谷駅〜新宿駅の歩行経路(22から28まで)
ここまででようやく折り返し地点になりました。渋谷駅〜新宿駅のエリアを一言で括ると大混雑エリアです。原宿、表参道、明治神宮、歌舞伎町と多くの人を惹きつける魅力がある都内でも屈指の活気あるエリアです。ここまで歩いて来て全く違う様相の街に変貌するのが山手線の魅力ですね。そのエリアにあって落ち着いた雰囲気のある代々木は良い味出していて好きですね。
※新宿駅〜池袋駅区間
だいぶ疲労が蓄積してましたが、頑張って先に進みます。
新大久保駅
新大久保駅
人が想定していたよりも多い。道が狭いのもあって歩きづらかったです。多くの外国人の方がいましたが、特にアジア系の人が多いように感じました。休まず高田馬場駅へ向かいます。
線路沿いの街並み
高田馬場まで一本道です。人も少なく歩きやすい。
高田馬場駅
高田馬場駅
学生街でもある高田馬場駅には若者が多かったです。この旅の初期は遠回りして慶應義塾大学に立ち寄る余裕がありましたが、ここに辿り着く頃には余裕が無かったので、対となる早稲田大学には立ち寄れませんでした。まあ、また訪ねる機会はあるでしょう。という事で目白駅方面へ。
意外な場所にあった神田川
坂道(学習院椿の坂というらしい)
切手の博物館
目白駅に近づくにつれ閑静な街になります。切手の博物館は興味があるので今度行ってみようと思います。
目白駅
目白駅
目白駅から池袋方面を望む
坂を上りきると目白駅に着きました。この旅の最大の収穫が目白の街を知れたことです。原宿や新大久保とは異なり、人も多過ぎず落ち着けるかなり心惹かれる街でした。後日街ブラしに来ることを決めました。学習院大学も目の前にあったんですが、体力消費を抑えるために寄らず、日も傾き始めてたので池袋駅に急ぎました。
池袋駅
池袋駅
線路沿いを歩くと池袋駅に着きます。ここも混雑してましたが、表参道と比べると歩きやすかったです。あと個人的に前から思っていたことが、池袋駅って全国の駅の中で一番迷いやすくないですか?JRの改札外の地下通路歩いても目印となるものがないから自分がどこにいるかわからなくなります。アップルロード?アゼリアロード?…難解です。
新宿駅〜池袋駅の歩行経路(28から34まで)
新宿駅〜池袋駅のエリアは学生街エリアと名付けておきます。池袋は立教大学、目白は学習院大学、高田馬場は早稲田大学等有名大学が点在していますし、新大久保は女子高生に人気らしいし、新宿はよく大学生の飲み会に使われるから学生街のイメージです。ただ新宿や池袋といった繁華街もあれば、目白のような閑静な街もある様々な顔を持つ興味深いエリアだなぁと感じた次第です。
※池袋駅〜田端駅区間
この旅、後半戦の山場だと思っていたエリアです。下調べで起伏もあり、距離も長いことが分かっており、土地勘もなく、どこで休むか目安もつけられなかったので、池袋駅で小休止し、気合いを入れて進みました。
東池袋中央公園
道中の公園では多くの方がコスプレをしていました。ハロウィンだからかと思いましたが、調べると定期的にコスプレイベントをやっているとのこと。池袋にはオタク女子が多いと聞いたことがありましたが、その雰囲気を感じられました。
春日通り
春日通り沿いを進むと都電荒川線が見えてきます。ここを左に曲がり大塚駅方面へ。
大塚駅近くの陸橋からの光景
日没が近づいてきて焦ってきた頃です。
大塚駅
大塚駅への道のり
大塚駅
大塚駅前の光景
陸橋を渡り、下って行くと大塚駅に着きます。ほとんど来たことがない上に、この時も通り過ぎてしまったので街への理解を深められず…今度はちゃんと時間を設けて来てみたいです。だいぶ足が痛まってましたが、休憩せず、コンビニでスポーツ飲料を補給し出発しました。
道中の景色
大塚駅から緩やかな上り坂が続いていつの間にか線路を見下ろしてます。思えば大塚駅手前の陸橋で線路を見下ろし→大塚駅で線路を見上げ→巣鴨に向かう道中で見下ろしとアップダウンが多く、確実に体力を削ってきます。
巣鴨駅
巣鴨駅
巣鴨駅前の白山通り
線路を見下ろしながら沿って進むと巣鴨駅に着きます。お年寄りの原宿と呼ばれていますが、ほとんど来た事はないです。ただ、何故かはわからないのですが巣鴨駅前の雰囲気を気に入りました。巣鴨にある染井温泉Sakuraが気になっていたので、再訪したいと思います。この時は少し休憩し、駒込駅に向かいました。道中には代々名門の一族が住んでいると思われる豪邸がありました。
駒込駅
大國神社(駒込駅前)
駒込駅
駒込駅から巣鴨方面を望む
駒込駅ホーム
駒込に着く頃には日没間近。駒込も歴史的施設があるみたいですが、土地勘も体力も無かったので寄らずに田端に直行。大塚、巣鴨同様に後日街ブラしに来たいと思います。
田端駅に向かう道中
駒込駅に着く前は線路を見下ろしてたが、駒込駅ホーム沿いを田端駅側まで歩くと下り道で線路を見上げることになります。そして田端駅までは長い緩やかな上り坂で、再び線路を見下ろす。想定していたようにアップダウンが厳しいエリアです。
田端駅
陸橋から田端駅方面を望む
田端駅
坂を上りきり、さらに歩くと陸橋の所で田端駅が見えて来ます。陸橋の階段を降りると田端駅に着きます。駅前を見ても高いビルも少ない、こじんまりとした住宅街といった印象です。ただこの駅で京浜東北線に接続し、新幹線線路も側を走っているので電車の往来も比較的多く、ぼーっと電車見るにはいいスポットかも知れません。
池袋駅〜田端駅の歩行経路(34から41まで)
池袋駅〜田端駅エリアは想定以上にハードで後半戦の山場という認識は間違いなかったです。アップダウンの頻度が多く、正にボロボロになりました。このエリアを名付けるならは閑静な住宅街エリア。今回はぶらりできませんでしたが、歴史的スポットも多く、落ち着いたイメージでした。掘り下げると魅力が沢山ありそうな感じ。東京駅〜品川駅のビジネス街エリア、渋谷駅〜新宿駅のような大混雑エリアとも全く異なる空気感です。
※田端駅〜上野駅区間
山場を乗り越え、田端駅前のベンチで休憩しました。次の休憩は上野駅で取り、そのまま東京駅に向かおうと計画し、出発しました。…が足と腰が限界を迎えて、ノロノロとした歩みで西日暮里駅へ向かいました。
イトーヨーカドー
何故写真撮ったのか…疲れていたから思考停止してました。
西日暮里駅
西日暮里駅
ようやく西日暮里駅に着いた所で、動けなくなり、駅前のジムの車止めポールに座り、暫く休憩。回復してから日暮里へ。
踏切と電車
この旅、初の踏切。せっかくだからかっこよくカメラに収めようとしましたが大失敗しました笑
日暮里駅
日暮里駅
太田道灌像
なぜ、太田道灌の銅像があるのだと思って調べたらここら辺で鷹狩りしてたみたいですね。勉強になります。Twitterでは舎人ライナー乗るとつぶやきましたが、後日ちゃんと乗って沿線歩きもしました。別記事にまとめます。休まず鶯谷駅へ。
鶯谷駅へ向かう道中
もはやブレても撮り直していませんね、雑な仕事振りです。
鶯谷駅
鶯谷駅
鶯谷駅改札外の陸橋からの光景1
鶯谷駅改札外の陸橋からの光景2
鶯谷駅に着きました。鶯谷はホテル街のイメージが強く、この旅でもホテル街を通り移動しましたが。鶯谷で一つ私がオススメしたいのは鶯谷陸橋からの眺めです。夕方とかは特にきれいです。ぜひお近くを通る際には見てください。陸橋を渡り上野駅に向かいます。
上野駅への道中1
上野駅への道中2
日暮里駅と鶯谷駅で休まなかったんでかなりしんどかったです。
上野駅
東京文化会館
上野駅 公園口
上野駅
上野駅近辺の街並み
上野駅に辿り着きました。東京文化会館近くのベンチに座り足と腰を休めます。上野にはたまに来ていて動物園にシャンシャンを見に来たり、上野の森美術館に怖い絵展を見に来ました。怖い絵展で買った画集は自宅のどこかで行方不明。怖い絵展はかなりの人が見に来ていて、絵を見ながら解説している見物客もいてかっこよく見えました。そのとき自分も絵について語れるぐらいの教養を身につけようと決意して画集を買った記憶があります笑
田端駅〜上野駅の歩行経路(41から46まで)
田端駅〜上野駅エリアは名付けるならレトロエリアです。上野は寛永寺がありますし、西日暮里、日暮里は谷中が近いから…かなりやっつけ命名になってしまってます。このエリアは上野駅以外はほとんど立ち寄ったことがないので語れる知識もないです、申し訳ない。もっと勉強してから正式に命名したいと思います。
※上野駅〜東京駅区間
いよいよラストエリアです。上野を発つときは気合い入ってました。御徒町に向かいます。
山手線高架下飲屋街
アメ横
アメ横を通っていましたが、アメ横も人が多い。なかなかに歩きづらかったです。通行人は外国人が半数以上で露店の人も外国人がいて国際色豊かな感じがしました。
御徒町駅
御徒町駅
御徒町駅前
御徒町駅はアメ横を歩いていると気がついたら駅に着いているっていうイメージでした。御徒町駅も普段降りる機会が無かったので知識がありませんが、宝石店や貴金属店が多いみたいです(Wiki参照)。休まず秋葉原に向かいます。途中で躓いて左足を痛めてしまい、残りの行程を歩くのがしんどかったのを覚えています。
秋葉原駅
秋葉原駅前
秋葉原駅
秋葉原駅に着きました。屋外ライブビューイングをしていて多くの人が集結してました。声優の方のライブですかね。また、秋葉原も最近外国の方が多いですね。メイドカフェでも外国語に対応できるようになってきてるみたいです。秋葉原でも休まずに進みます。
肉の万世 秋葉原本店
肉の万世の本店は各階でコンセプトの異なる焼肉屋。行ったことないので一度訪れたいと思いました。
神田駅
神田駅
肉の万世への道をさらに進むと神田駅に辿り着きます。秋葉原や御徒町近辺に比べて人が少ない感じがしました。日曜の19時だからですかね。いよいよラストです。
首都高高架下の陸橋
神田駅から東京駅方面に歩くと日本橋川を越えるための陸橋がありました。長い旅のラスト区間だったから気分が高まっている状態で、ライトアップされたこの陸橋を見たらアドレナリンが出て足腰の痛みが和らぎました。テンションマックスでこの陸橋を渡り東京駅に向かいます。
東京駅に向かう道中
東京駅に近づくと高層ビル群が見えてきます。いよいよゴールが近いです。
東京駅
丸の内北口
丸の内中央口
丸の内の夜景
丸の内中央口 入口
丸の内中央口 改札
遂に辿り着く旅の終着点東京駅。10時間前に旅立ちようやく帰ってきました。長かったし辛かったですが、この疲労があるからこその達成感ですね。いやー充実してました。
上野駅〜東京駅の歩行経路(46から赤丸まで)
上野駅〜東京駅のエリアは個性強めエリアと名付けておきます。アメ横の下町感とグローバル感が合わさった感じ、秋葉原のオタク文化、東京・神田のビジネス街など混じり合わないものが同居した面白いエリアです。
以上、山手線1周の詳細でした。
【総括】
やはりJR東日本のスーパースター路線山手線の沿線はビジネス街、繁華街、住宅街とか様々な顔を持つ、歩いていて飽きない、常に楽しませてくれる路線でした。そんな路線だからこそ多くの人を惹きつけているんだと思いました。また、沿線歩きをしていると新たな発見があり、降りたことない駅をぶらりしてみようというモチベーションが上がるということを実感しました。1日で歩くには容易でないし、暇もない方も多いと思いますが、発見もあるし、達成感もあり、運動にもなる。皆さんもそんな山手線1周を歩いてみませんか?
以上が鉄道沿線歩き第1弾の”山手線外回り1周編”でした。拙い上に長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、ご覧いただきありがとうございました。書いた内容が間違っているとかあればコメントでご指摘いただければと思います。